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事例03特定非営利活動法人 北海道NPOサポートセンター(北海道)

活動紹介 - ブラ歩き北海道☆福島を知るツアー

10/29(日)、北海道に残された福島ゆかりの地を巡ることをテーマに、特定非営利活動法人 北海道NPOサポートセンター主催の「ブラ歩き北海道☆福島を知るツアー」が開催されました。

参加者は福島県から避難している方を含む北海道の皆さん、約15名。

10/14に続き今回2回目となるこのツアーは、北海道夕張市の炭鉱巡りを通じて同じく炭鉱の町である福島県いわき市との繋がりや町の昔と今を比べることを目的として企画されました。

朝9時に札幌駅に集合した一行は1時間20分ほどバスにゆられ夕張市へ。 車内では自己紹介の他にいわきや夕張への思いなども話し合いました。

最初に訪れた場所は、石炭博物館。
26年間夕張炭鉱で働いた元炭鉱作業員 阿部さんの案内のもと、坑内やその周辺を歩きながら当時の仕事・生活の様子などを伺いました。
掘削現場跡を見ながら、参加者はみな熱心に阿部さんの説明に耳を傾けました。
なかでも「福島(いわき)から夕張へ移ってきた炭鉱仲間を知っている」というエピソードには、特に福島と夕張とのつながりを強く感じたようです。

次に向かった先は、炭鉱近くにある、地域で最も古く歴史ある夕張神社。
ここでは夕張市教育委員会の原田さんから地域の歴史や当時の生活を説明してもらいました。

昼食をいただいた「ゆうばり屋台村」は、夕張駅前にある赤ちょうちんが特徴の地元の人気店です。このお店では、福島から夕張に生活を移し農業を営んでいる関口さんが栽培したニンニクを使用しています。

今回のツアーが夕張市になったのも関口さんがきっかけだそうです。

そして、食事の後は清水沢コミュニティゲートを訪問。
ここは一般社団法人清水沢プロジェクトが管理・運営する夕張市のまちづくりの拠点となっている場所です。
このコミュニティゲートの一室で団体代表の佐藤さんから夕張市地域やまちづくりの取組などを紹介してもらいました。
また、現在暮らしている地域の課題に照らした質問などを通じ議論する一幕もありました。

最後は、第1回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画『幸福の黄色いハンカチ』のロケ場所として知られる「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」にて交流会を開催。ツアーに参加した感想を語りあい、交流を深めました。
参加者からは「炭鉱住宅の外観がいわきの住宅と同じで懐しかった」「近所同士で助け合う“一山一家”の話が印象深かった」「福島とのつながりを見つけて、どこか気持ちが落ち着いた」等の感想が語られ、皆さん充実した表情をなさっていました。

ツアーの帰りに寄った(福島県から夕張市に移住された)関口さんのご自宅では、原発事故からの避難という状況から夕張市で生活再建されている関口さんのお話を聞き、お土産に直接栽培した人参とニンニクまで頂き、そのおもてなしに一同感激しました。

ツアー終了後、主催者の定森さんは、「避難者の皆さんが持つ喪失感を、北海道にある福島を知ることで少しでも和らげていただけたら嬉しいという思いでツアーを企画しました」とおっしゃっていました。
参加者からも「人との繋がり、土地との繋がりの中で、福島を感じることができる時間があることが何よりも欲しい支援」という声が聞かれ、東北から遠く離れた北海道で毎日一生懸命生活している被災者の皆さんの気持ちが垣間見られた1日となりました。

※掲載されている動画は出演者の皆さまに事前に許可を得て掲載しておりますが、その後状況等が変わり掲載に支障が生じた方は以下までご連絡ください。
<映像撮影・編集>
特定非営利活動法人医療ネットワーク支援センター
TEL : 03-6911-0582

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