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事例20NPO法人あきたパートナーシップ(秋田県秋田市)

福島の現状を知る会 in 秋田 & 夜市

2019年8月3日(土)、秋田県秋田市にある施設「遊学舎」を訪ねました。

遊学舎は、ボランティア・NPO活動や余暇・文化活動など、自由な時間を有効活用するための活動拠点施設として平成14年にオープンした施設で、秋田県の生活再建支援拠点を担当する「NPO法人あきたパートナーシップ」が指定管理者として管理運営を行っています。
秋田県は、東日本大震災直後から官民共同で支援体制を構築し「福島県からの避難者を支援する連絡協議会」を中心に様々な支援活動に取り組んでいます。

この日は、「福島県からの避難者を支援する連絡協議会」が主催する「福島の現状を知る会 in 秋田」と「大学生サロン」、「NPO法人あきたパートナーシップ」が主催する毎年恒例の夏まつり「夜市」が同時に開かれ、東日本大震災をきっかけに秋田県に避難されている方々、一度秋田県に避難して今は福島県に帰還した方々がご参加されました。

「福島の現状を知る会 in 秋田」は、避難生活後福島へ帰還された方々と、現在も 秋田で避難生活を送っている皆さまが語り合える会として企画され、「福島に戻ったらどんな生活になるのだろう?」「地域の様子はどうなっているの?」「子ども達はどうしているの?」 秋田で生活しているとなかなか分からない"今の福島"について、情報を知り得る機会になっています。

夕方17時から開催された「夜市」では、地元のクラシックギターのアンサンブルチーム「ロカ・ギターラ」のミニコンサートをはじめ、様々なステージや体験コーナ、販売コーナ等で賑わいました。福島県浪江町から秋田県に避難し、この日は駄菓子屋を運営していた女性は、「秋田県の皆さんには大変お世話になってきたので、このような地域のイベントで少し役に立ちたいと思い、本日は参加しました」と語りました。

最後に、NPO法人あきたパートナーシップの副理事長 畠山順子さんから、「何かあった時に来れる場所があるという安心感は何より大事。避難者の皆さんがいつでも気軽に集まれる場所と体制をこれからも維持していきたい。」と今後の支援活動における思いを伺いました。

<参考情報>
https://www.pref.akita.lg.jp/uploads/public/archive_0000005705_00/smile92_010702.pdf
http://www.akita-kenmin.jp/docs/2019071900049/
https://mobile.twitter.com/akitaidvolunte1

<取材>
特定非営利活動法人医療ネットワーク支援センター
TEL : 03-6911-0582

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